NFTの新たな価値:Flexな気分を体験する
のぶめい
イントロダクション
のぶめい著『Web3.0の教科書』7章より、NFTが持つ「フレックスな気分」の追求と、NFTの用途やアイデンティティ、PFP、社会的ステータスにも触れる。
Flexな気分にさせるNFTの価値と用途
POINT ここではNFTの価値と用途について解説します。
前記事では、NFT市場の市場規模やNFTの仕組みについて解説しました。ここからはNFTがどんな価値を持ち、どんな用途で使われているのかを見ていきましょう。
1.Flexの重要性
リアル空間でのFlex(フレックス)な機会の減少
NFTは「フレックスな気分にさせるモノ」として普及し始めたという経緯があります。フレックスとは、「見せびらかす」「かっこつける」「自慢する」といった意味のスラングです。もともとは「筋肉を見せびらかす」という意味でしたが、「今日は高い服でフレックスだから(キメてきたから)見てくれよ」のように使われ始めました。これまで、個人が所有することでフレックスな気分にさせたモノには、腕時計やスニーカー、ファッションブランドなどがあります。しかし、コロナ禍によってリアル空間でのコミュニケーションが減ったことで、「フレックスな機会」が失われつつあります。
フレックスな気分にさせるモノの価値
フレックスな気分にさせるモノは、フレックスを感じる人が多く、コミュニティがあることが価値になります。1万円の札束を持っていることを「すごい」と思うのは、その1万円札に価値を感じる「日本人コミュニティ」に所属しているからです。もしそのコミュニティが縮小し、価値を感じる人が減ると、価値は減衰し、朽ちた神社や廃墟のように変貌してしまいます。
NFTは、リアル空間でのコミュニケーションでしか得られなかった「フレックスな気分」を、バーチャル空間上でも体験させるモノとして爆発的に広がりました。人間は社会的な生き物であり、一見無駄なモノにお金を支払うことで、承認欲求を満たそうとします。たとえば、アニメの熱狂的なファンは、“推し”の缶バッジを自分のバッグや洋服などに付けたり、応援グッズを自作したりすることがあります。これは、「好き」という気持ちのほかに「金銭的な余裕がある」ことを周りに見せつけ、ほかのファンとの「差」を表現しようとする行為です。
フレックスな気分を体験させる価値の設計
高額なNFTが売れ続ける理由は、このフレックスな気分の追求にあります。人は他人との「差」を表現したい生き物なので、その「差分」を表現したい場面でNFTを利用すると、所有者はフレックスな気分になることができます。
NFTはこの「差分」を、誰もがわかる状態で証明できるので、熱狂的なファンは惜しみなくお金を出します。このとき、欲しいと思うファンが2人以上いれば、金額は上がり続けます。高額がよいというわけではありませんが、「差分」を表現したいポイントにNFTを供給すれば、高額になるということです。NFTの立案や設計の際は、「デジタルデータの販売」と単純に捉えるのではなく、購入者にフレックスな気分を体験させることまで考慮し、価値の設計を行っていく必要があるのです。
2.フレックスな気分にさせるNFTの条件
「EtherRock(イーサロック)の事例
「差分」を表現し、フレックスな気分にさせるNFTには、次の3つの条件があります。
1.本質的に価値のない(代替品がある)モノ
2.フレックスな気分を共有できるコミュニティがある
3.希少性がある
2.フレックスな気分を共有できるコミュニティがある
3.希少性がある
下の画像はイーサロックという、岩の画像をNFT化したクリプトアートです。2021年8月は888ETHで取引されました。2022年4月時点でも200~300ETHで取引されています。一見、ただの岩の画像にしか見えませんが、先ほどの3つの条件に照らし合わせて見てみましょう。
出典: etherrock.comのWebサイトより
1. 岩のPNG画像の集合体であり、人の創造力を駆使してつくられたものとはいえません。画像自体に本質的な価値はなく、デジタルアートとして見るなら、代替品がほかにいくらでもあります。
2. EtherRockのコミュニティにおいて、所有していることを宣言できます。「岩が○億円!」というワードがおもしろいので、たくさんのネタ画像がつくられ、コミュニティが盛り上がりました。その盛り上がりは「インビジブルロック」という透明な岩(ただの透明な画像)まで飛ぶように売れたほどです。
3. 100個しかつくられないので、非常に希少です。
PNG画像に価値がないことは明らかです。創造性にも欠けるので、なぜ多額のETHを支払ってまで購入しようとするのか、多くの人が疑問に思うでしょう。しかし、NFTが明らかに無価値で、かつ高額なほど、得られるフレックスな気分は大きくなります。「え!?この岩の価値がわからないの?ロックじゃないね(岩だけに)」ということです。
価値が高まる要因
物理的なアートワークに価値があるのは、そのアートワーク自体が同時に2つの場所に存在できないからです。モナリザはルーヴル美術館に1つしかないことで価値が高まります。NFTは同様の希少性をデジタルデータにもたらしました。フレックスな気分になる体験が希少なほど、NFTの価値も高まっていきます。
バーチャル空間におけるNFTは、その人やそのモノを表すアバターとしての役割を持ち、「あの人はお金持ち」などとアピールするツールとなります。豊かさを表現する方法として、銀行の残高やBTCの枚数を見せびらかすのは直接的すぎるので、人はモノで抽象化したいのです。そういった意味でNFTは最適です。
3.NFTの用途
NFTの6つの用途
次に、NFTの用途を6つに分解して整理してみます。NFTによっては複数の用途にまたがるものもありますが、あくまで暫定的な分類です。6つの用途を図のようなレーダーチャートで比較すると、そのNFTにどんな価値があるのかが把握しやすくなります。
アイデンティティと帰属意識
アイデンティティと帰属意識は、そのNFTが持つ歴史とコミュニティへの所属感により育まれます。たとえば、クリクトパンクスを所有することは、歴史的価値のある芸術品を所有することと同義です。この点を重視する所有者はクリプトパンクスを売って暗号資産を大量に入手するより、NFTを所有してコミュニティの一員であることを優先するでしょう。所有者は、たとえばツイッター(エックス)のプロフィール写真をクリプトパンクスに変更することで、自分がそのコミュニティに所属し、歴史の一部を所有していることをアピールするのです。
出典:CryptoPunksのTwitterより
PFP
ProFile Pictureの略で、SNSなどの自分のアイコンのこと。
顔型のNFTはアイコンに設定しやすく、そのようなNFTを「PFP系NFT」と呼ぶ。
ProFile Pictureの略で、SNSなどの自分のアイコンのこと。
顔型のNFTはアイコンに設定しやすく、そのようなNFTを「PFP系NFT」と呼ぶ。
近年、コロナ禍などで在宅時間が長くなり、ゲームをする人が増えています。それにより、リアル空間で減ったコミュニケーションを、ゲームなどのバーチャル空間で補おうとする傾向が見られます。
スタティスタの調査(2020年)では、ゲームユーザーは世界に約25.5億人いると推計され、平均プレイ時間は1日で約54分、1週間で約6.3時間にも及びます。ユーザーはゲーム内で所属するギルドやチームなどに強い帰属意識を持ち、国や宗教などの垣根を越えたコミュニティを形成している事例もあります。ユーザーがメタバースのようなバーチャル空間で過ごす時間が長くなると、コミュニティの優先度が高まり、オンライン上での自分を表すアイコンの重要性が増すことになります。最初は何気なく設定したアイコンが、いつの間にか自分を表すようになり、そしてそのアイコンにNFTを設定することで、そのNFTが自分のアイデンティティとなっていくのです。
次の図は、NFTがオンライン上での自分を表すアイコンの役割を担っている事例です。バーチャル空間ではリアルなモノを見せて自慢できないので、フレックスな気分にさせるNFTがその役割を担っていくことになるでしょう。
出典:Zech氏のTwitterより
また、バーチャルファッションブランドがNFT化されると、「このアイコン、かっこいい!」といったフレックスな会話が生まれやすくなります。所有することで自分のアイデンティティを保持できるだけではなく、コミュニティへの帰属意識も高まるNFTが、良質なNFTといえるでしょう。
社会的ステータス
社会的ステータスは、所有するNFTの価格と希少性によって決まります。
たとえば、ルイ・ヴィトンのバッグやランボルギーニを「所有している」ということは、社会的ステータスを示す手段の1つです。NFTにもこれと同様の性質があります。また、SNSのフォロワー数や「いいね!」、シェア、リツィートなどのエンゲージメント指標も社会的ステータスを示すものの一部です。
近い将来、このSNSの社会的ステータスが換金できるようになります。Web3.0ネイティブのSNSの登場により、ゲーム内のアイテムやトロフィーなどと同じ感覚で、新しい概念の「Non-Fungible Like」が生み出されます。 Web3.0ネイティブのSNSは匿名制です。自ら身分を明かさない限り、リアル空間での社会的ステータスを持ち込めず、Web3.0の世界での社会的ステータスは、オンチェーンに記録された過去の実績などのデータでのみ判断されます。
過去の実績は「レトロアクティブ」などと呼ばれます。その人のレトロアクティブを見れば、金に物を言わせて高額なNFTを買いあさるだけのミーハーか、価値のあるNFTを見極められるイノベーターかを見分けることができます。
金額のほかに「寄付を行っているか」という判断基準もあります。Web3.0はトークンによる経済圏を持つので、ビットコインやイーサリアムのように早くからコミュニティに参加していると、暗号資産に投資してお金持ち(クリプトリッチ)になっていきます。クリプトリッチになった人が、自分のためだけではなく、Web3.0の次世代を築くため、オープンソースソフトウェア(OSS)のプロジェクトに寄付をするのは自然なことです。多額かつ多数の寄付を行っている、匿名でも「徳」の高い人であることが、レトロアクティブから推測できます。
OSSのような公共財に近いプロジェクトが資金調達をしてトークンを配布することを「レトロアクティブ・パブリックグッズ・ファンディング」といいますが、過去の寄付者にさかのぼってトークンが配布された結果、寄付した金額以上の儲けになったという事例もあります。オンチェーンに「徳」を積んでおくと、いつかよいことがあります。Web3.0の世界では、高額なNFTでFlexな気分になることだけが重要なわけではないのです。
個人の感情に紐づく価値
たとえば、子どもの頃に遊んだおもちゃやトロフィーなどを自宅に飾っている方も多いでしょう。他人には何の価値もありませんが、本人には思い入れのある大切なものです。Web3.0の世界でも近いうち、NFTがトロフィーのように授与され、個人の感情が紐づくようになっていきます。たとえば、「Rabbithole(ラビットホール)」というプロジェクトでは、主要なディーファイやWeb3.0関連アプリケーションを使って学習したりスキルを身につけたりすると、特別なNFTやFTが受け取れるクエストを実施しています。これはトロフィーと同じ役割を果たします。
出典: wagmigotchi.vercel.appのWebサイトより
また、デジタル上で飼ったペットの思い出がNFTとして記録されていく可能性もあります。ブロックチェーン上で生きるデジタルペットに「WAGMIGOTCHI(ワグミゴッチ)」というものがあります。ワグミゴッチは、1990年代に流 行した「たまごっち」と同じように、「餌をあげる」「一緒に遊ぶ」「掃除をする」「寝かしつける」などといった世話をすることができます。「餌をあげないと死んでしまう」「眠らせないと死んでしまう」などがプログラムされており、ユーザーがガスを支払うことで餌をあげられます。ローンチ後すぐ、コミュニティの誰かが、前図のようなWebページを制作しました。
リアルでもバーチャルでも、ペットを飼うにはお金がかかります。出費が増えるにもかかわらず、たくさんの人がこのペットの世話をしました。しかし、Web3.0の世界は移り変わりが早く、すぐに新しい話題が登場し、徐々にワグミゴッチへの関心が薄れてしまいます。そうして、ワグミゴッチは死んでしまうのです。
そして、天国のワグミゴッチから、今まで世話をしてくれた飼い主たちにNFTポストカードが届きます。泣けますね。
上図の左がそのポストカードですが、「LOVE」という変数があり、ここに飼い主の世話をした回数が記録されています。この変数は何を意味するのでしょうか。
まず前提として、このプロジェクトは実験であり、儲からないことが明言されていたので、投機家には見向きもされませんでした。それでもこのペットのためにお金を支払って世話をした人は「優しい人」です。そのため、このNFTは「Proof of Kind(プルーフ・オブ・カインド)」と呼ばれ、オンチェーンでの「優しさの証明」(上図の右)となりました。変数「LOVE」は「優しさの度合い」を表し、今でも0.1ETHほどで取引されることがあります。しかし、この思い出を大切にしたい人は、いくらオファーがあっても手放すことはないでしょう。このように、NFTは感情に紐づく技術でもあるのです。
人間関係のトークングラフ
ビジネスでは、初めて面会するときに名刺を渡したり、よい仕事を行ってくれた人にチップを支払ったりします。Web3.0の世界では、チップやギフトはオンライン上での人間関係を証明する手段になる可能性があります。
Web2.0では、フォロワー数や「いいね!」数、コメント数など、SNS上のつながりや行動履歴などを表す「ソーシャルグラフ」が評価の中心でした。しかし、NFTが導入されたWeb3.0では、「ソーシャルグラフ」+「経済的なグラフ」、つまり、購入したNFT、獲得したNFT、投資したプロジェクトなど、レトロアクティブな「トークングラフ」が重要になります。たとえば、ビジネスで名刺交換をしたあと、相手があなたのトークングラフを参照すれば、あなたが何をどれくらい好きで、仕事に役立つスキルがどれくらいあり、周囲からどれくらい称賛されているか、などがわかるようになります。人間関係を過度に数値化するリスクもありますが、トークングラフを介した新しい関係性が生まれるのです。
また、NFTがもたらす新しい関係性の用途に、P2Pの信用の証明があります。現時点での個人の主な信用情報は、学歴や職歴、ソーシャルメディアでの影響力、推薦状などですが、これらは具体的でなかったり、お金で数字を買えたりするので、不確実で虚偽の可能性もある情報です。一方、トークングラフを見れば、過去にどんなプロジェクトを支援したり寄付したりしたかが明確にわかります。そのため、Web3.0プロトコルでは、トークングラフが重視されるようになっていくでしょう。Web3.0が浸透すれば、トークングラフを採用に取り入れる企業も出てくるかもしれません。また、求人情報やコンテンツ、出会いなどの、よりよいマッチングシステムを構築するのに利用できるでしょう。
NFTの画像は複製できますが、レトロアクティブを含めたトークングラフは複製できません。「あなたのトークングラフを見せてください」と問われたときに対応できるよう、今から自分のトークングラフを育てておくことが大切です。NFTを投機と捉え、取引を積み重ねるのもよいのですが、匿名の人物像とトークンの履歴が組み合わせられるトークングラフにこそ潜在的なおもしろさがあります。
NFTの歴史は浅いので、履歴に価値を持たせるトークングラフの考え方は浸透していません。しかし、時間の経過により理解が追いつき、可視化ツールなども登場することで、徐々にトークングラフが注目されるようになっていくでしょう。
コレクティブ要素
人は収集癖を持っています。なかでも日本人はそれが強いといわれます。現在流行しているNFTの大半は「コレクティブルNFT」で、その人の持つ社会的ステータスや、他人との「差分」を表現したいという需要にかなった仕様といえます。
NFTでこれらを表現するには、コレクションを見やすく整えるビューワー機能が重要です。NBAトップショットではショーケース機能がこれを実現しています。コレクションを作成し、自分のプロフィールページで一覧表示するシンプルな機能です。NFTは売って終わりではなく、売ったあとに「あの人の持っているNFTが欲しい!」と思ってもらうために、ビューワー機能は重要なのです。
出典:NBA Top ShotのWebサイトより
コレクティブ要素は「集める」ことが楽しいですが、集めたものを「眺める」ことも楽しいものです。たとえば、模型や書籍などのコレクションは1人で眺めるだけでも満足できますが、他人に自慢したくなることもあります。コレクションを見ると、その人がどんな考え方や実績を持つ人なのかが推察できます。NFTクリエイターやNFTキュレーターにとって、コレクションの公開は個人のステータスに直結するため、非常に重要です。バーチャル空間でNFTを展示するサービスなども登場しており、フレックスな気分を体験しやすい環境が整ってきています。
コレクティブルNFTは、NFTクリエイターの収益性を向上させるだけではなく、NFTのキュレーション経済の到来を予感させます。たとえば、スポティファイのリスナーがプレイリストに投票し、上位にランキングされたキュレーターが報酬としてトークンを受け取るということが考えられます。また、ピンタレストがトップエンジニアに報酬を与えるのと同じように、トップピナーが報酬をもらうということも起こり得ます。これらは、トークンで実現できるキュレーション経済圏の1つです。
より多くのデジタルメディアでNFTが標準になると、キュレーターは、音楽、動画、ニュースレター、ポッドキャストなどにNFTコレクションを組み合わせるようになります。そこから、ライセンシングやエンゲージメントに基づいてロイヤリティを得られるようになり、新しいキュレーション経済が誕生するでしょう。NFTを集めることで、自身のキャリアの証明になったり、他人との「差分」を表現したりすることができるかどうかが、NFTの評価基準になります。
スーパーパワー・ユーティリティ
これはシンプルに、そのNFTを所有することで「特別な力」を持てるかが評価基準になります。たとえば、ゲーム内で空を飛べたり、マッチングアプリで多くのLIKEを送れたりすることで、スーパーパワーを表現できます。ゲーム内の特別な武器や魔法で無双したとき、スーパーパワーを実感できるでしょう。
すでに実現されていることとしては、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」のNFTを持っていると有名アーティストのライブに無料で入れる、「CloneX(クローンエックス)」のNFTを持っていると、所有しているNFTのグッズを作成してマネタイズできる、などがあります。
個人的に手に入れたいスーパーパワーの1つは、レッドブルの有名な「レッドブル、翼を授ける」のキャッチコピーのように、バーチャル空間で空を飛ぶことです。バーチャル空間の自動販売機で買ったレッドブルNFTを飲むと、空を飛ぶ能力が得られるとしたら最高ですよね。レッドブルの企業広告としても非常に相性がよいと思います。NFTは静止画として売るだけではなく、「何に使えるか」のユーティリティ性が重要ということも覚えておいてください。ユーティリティ性の高いNFTは必然的に価値が高くなります。
✅まとめ✅
- 「 差分」を表現し、Flexな気分にさせるNFTには、3つの条件がある
- NFTはアートやゲームで利用されているが、用途は大きく6つある
- NFTをアイコンに設定することで、コミュニティへの帰属意識が高まる
- NFTは投機だけではなく、レトロアクティブに本質的な価値がある
- NFTは売って終わりではなく、ビューワーやユーティリティ性が重要
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のぶめい