αUマーケットの概要

KDDIはWEB3時代に合わせて、αUマーケットの提供を始めました。αUマーケットがどのようなサービスなのかについて基本的な概要を解説します。

αUマーケットとは

αUマーケットとはKDDIが提供するWEB3サービスプラットフォームです。

KDDIはWEB3に対応した新しいサービス「αU(アルファーユー)」の開発に着手し、αUマーケットをはじめ、購入したNFTや暗号資産を保管・管理するαUウォレット、メタバース上で友人と会話ができるαU metaverse、360度自由視点のライブが楽しめるαU liveなど多様なαUサービスの提供を開始しました。

αUマーケットはリアルとバーチャルを繋ぐマーケットプレイス(取引所)であり、近年話題になっているNFT商品の購入や、対象の実店舗で特典が受けられるNFTデジタル会員証の取得などをインターネット(アプリ)上で行えるサービスです。

また、αUマーケットはαUウォレットと連携されているためセットで利用する必要はありますが、購入したNFTは自動でウォレットに転送されるなどNFT初心者でも使いやすい仕様が特徴です。

NFTとは

NFTとは非代替性トークンと呼ばれ、偽造や改ざんが難しいブロックチェーン上にデータが記録されることから「替えが効かない唯一無二の価値を生み出す技術」と呼ばれる技術です。たとえば、アート作品やコンサートチケットなどのデジタルデータにシリアルナンバーを付与することで、該当データの偽造を防止し、なおかつ希少性を与えます。そのため、現在NFT商品は資産として扱われています。

NFTウォレットとは

NFTウォレットとは文字通り「財布」を意味します。現在、NFT商品は暗号資産で売買するのが一般的であり、ウォレット内にある暗号資産で支払います。また、支払い目的だけでなく、購入したNFT商品や暗号資産の保管と管理をする役割もあります。

αUマーケットでできること

αUマーケットはNFT商品等の取引を行うマーケットプレイスですが、具体的にどのようなことができるのかについて解説します。

NFTアート作品の購入

αUマーケットではデジタルアーティストによるアート作品の購入が可能です。アーティストのピヨコ(Piyoko)さんが手がける大人気ノンストップマスコット「すとっぴ」をはじめ、注目のアーティストやクリエイターとコラボレーションしたαUオリジナルNFT作品が販売されています。また、αUマーケットのNFT商品は随時追加・変更される点が特徴です。

NFTデジタル会員証の取得

NFT化された提携先企業のデジタル会員証を取得することができます。この会員証を使うと、限定サービスへのアクセスや実店舗で特典を受けられるなど、様々なサービスを利用できます。さらに、購入したNFT会員証は会員権をオークション形式で他の人に譲渡することも可能です。

αUマーケットの使い方

多種多様なNFTデジタルコンテンツの購入ができるαUマーケットですが、使い方について詳しく解説します。NFT取引が初めての方でも使いやすい仕様になっているためおすすめです。

αU Walletを設定する

αUマーケットを利用するためにはαU Walletの設定が必要です。αU WalletはNFT商品や暗号資産を保管・管理するための財布であり、αUマーケットプレイスと連携することでスムーズな取引ができます。本来、NFTコンテンツはウォレットに入れた暗号資産で決済しますが、αUマーケットではau かんたん決済やクレジットカードでの決済が可能です。

 

αU Walletの特徴

αU Walletの特徴としては、主に以下の3つが挙げられます。

  • NFTと暗号資産の管理
  • バックアップ機能
  • 危険なサイトへのアクセスブロック

バックアップ機能はスマートフォンの機種変更やアプリの再インストールをした際に、保有するNFT資産等をウォレットへ移動・復元できる機能です。また、近年暗号資産を狙ったハッキング事件が多発していることから、αU Walletにはセキュリティリスクの高いサイトにアクセスした際に警告メッセージを表示するブロック機能が備わっています。これにより、安心・安全にNFTコンテンツや暗号資産の管理ができます。

 

αU Walletの設定手順

αU Walletの設定手順は以下の通りです。

  1. アプリストアからαU walletアプリをダウンロードして「ウォレットの作成」を押す
  2. 利用規約とプライバシーポリシーを確認し、チェックボックスにチェックをして「次へ」を押します
  3. 生体認証を設定します。Face ID機能がある場合は「許可」に設定し、Touch ID機能の場合は指紋認証を設定します。生体認証設定機能がない場合は「パスコードを設定して「次へ」を押します。
  4. バックアップ利用規約を確認し、「バックアップを設定」を押します。バックアップを設定せずに進めることは可能ですが、秘密のリカバリーフレーズの管理を自身で行う必要があるため注意が必要です。
  5. 「au ID」などのソーシャルIDを1つ選択してログインします。利用可能なソーシャルIDは「au ID」「Googleアカウント」「Apple ID」の3つから選択可能です。
  6. ウォレット復元の際に本人確認が必要になるため、携帯電話番号を登録します。入力後、登録した携帯電話番号宛に6ケタの確認番号が記載されたSMSが送られます。
  7. SMSに記載のある6ケタの確認コードを入力後に契約者本人の「氏名」「生年月日」「メールアドレス」「住所」を登録して手続きは完了です。

 

NFTコンテンツの探し方

αUマーケットには「Collections」「Store」「News」「Guide」の4つのページがあり、NFTコンテンツを探す場合は「Collections」「Store」で確認できます。現在、すとっぴとのコラボレート作品をはじめ、Vtuberやアニメキャラクターが出演したバーチャルライブのベストショットNFTなど、多様なNFTコンテンツが発売中です。

NFT作品の購入の仕方

αUマーケットで見つけたNFTコンテンツは、auかんたん決済やクレジットカードによる購入が可能です。操作手順はスマートフォンとパソコンで異なるため、それぞれの購入方法を解説します。

スマートフォンの場合

  1. αU Walletアプリからウォレットに接続し、購入したいNFTの詳細ページをひらいて「購入する」のボタンを押します。その後、支払い方法を選択画面へ進みます。
  2. 購入するNFTを確認し、問題がなければ「アプリを起動して決済する」ボタンを押してウォレットアプリから決済を行います。

パソコンの場合

  1. パソコンからαUマーケットにアクセスする場合、ウォレット接続ページに記載のある二次元バーコード(QRコード)から接続します。
  2. 購入したいNFTの詳細ページをひらき「購入する」のボタンを押し、支払い方法を選択後に支払いへ進みます。
  3. 購入するNFTを確認し、問題がなければ記載の二次元バーコードを読み込み、ウォレットアプリで決済を完了させます。

αUマーケットとαU Walletは連携されているため、購入したNFTは自動でウォレット内へ転送されます。簡単にNFTを管理できることから、初めての方におすすめです。

お気に入りリストの作り方

αU Walletに接続すると、αUマーケット内にあるNFT詳細ページからお気に入りに追加することができます。追加したNFTはマイページのお気に入りにリスト化されるため、自分だけのお気に入りリストを作ることが可能です。

まとめ

αUマーケットはKDDIが提供するNFTコンテンツの購入ができるデジタルマーケットプレイスです。注目のアーティストやショップとのコラボレート作品、「STAFF OF THE YEAR 2023」などのNFT観覧チケットを購入することができます。また、Polygonブロックチェーンに対応したNFTを購入できるのも特徴のひとつです。シンプルな操作性でわかりやすいため、初めてNFTの購入を検討している方におすすめします。

また、SUSHI TOP MARKETING(スシトップマーケティング)では、αUマーケットで購入したNFTを入場パスとして使用できるNFT認証機能などを提供しております。NFTを使った施策をご検討の方はSUSHI TOP MARKETING宛にぜひお問い合わせくださいませ。