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NFT×スポーツマーケティング 事例共有会レポート

作成者: 編集部|Apr 8, 2025 3:18:06 AM

第8回 事例共有会概要

開催日:2024年12月6日
テーマ:スポーツ業界でのNFTマーケティングの最新事例をご紹介
登壇者:弊社 営業部 水野 竜

アーカイブ動画の視聴はこちらから:以下のフォームを送信いただくと視聴が可能になります。
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資料のダウンロードはこちらから:以下のフォームを送信いただくと資料のダウンロードが可能になります。
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ちばアクアラインマラソン2024
完走証明NFT事例概要

3:40頃から動画内にて解説

2024年11月10日にアクアラインを中心に千葉県内で開催された「ちばアクアラインマラソン2024」でオフィシャルスポンサーである株式会社千葉銀行とデジタル開催記念証の配布施策を実施いたしました。
本施策では3種類の証明証をNFTとして配布し、
当日までにランナー専用のデジタル開催記念証を取得しておくことで、完走した記録が自動でデジタル開催記念証に刻まれ、唯一無二のデジタル完走証明書へ変化します。 

ランナー用の完走証明NFTについて

6:30頃から動画内にて解説

ゼッケンをランナーの自宅に届ける際に、「発行コード」が記載されたチラシを同封して当日までにランナー専用のデジタル開催記念証の取得を案内しました。完走した記録は自動でデジタル開催記念証に刻まれ、唯一無二のデジタル完走証明書へ変化します。

応援者用のNFTについて

9:50頃から動画内にて解説

ランナーはもちろん、ご家族やご友人、マラソン大会が好き、千葉県が好き、アクアラインが好きといった方々へ、「ちばアクアラインマラソン2024」の開催を記念したデジタル開催記念証をスマートフォンで幅広く受け取っていただくことが可能です走る・見る・関わるといった興味関心層へNFTを受け取ってもらうことで、より広い潜在層を関係人口として可視化しました。

アンケート回答証明書NFTについて

11:30頃から動画内にて解説

ランナー用のNFT、応援者用のNFTを取得していただいた方に向けて、本施策に関するアンケートを用意しました。アンケートを回答いただいた方だけが取得できるアンケート回答証明書もNFTとして発行しました。ランナー用もしくは応援者用のNFTいずれかを取得していただき、アンケート回答証明書NFTも保有している方は、専用サイト内で無料クーポンもぎり券の特典がもらえるよう設計しました。当日、会場内のブースで専用サイトのクーポンもぎりを押すと、お好きなドリンクを1本無料で受け取ることができ、会場は多くのNFT取得者で盛り上がりました。

配布結果によるレポート

13:10頃から動画内にて解説

本施策のNFT総取得数は13,665件、ユニークウォレット数は10,205件となりました。ランナー用のNFTは、マラソン参加者の50%以上8,791人(ウォレット)が取得したと考えられます。これは他のマラソン大会に比べて高水準の取得率であり、配布自体が非常にうまくいったと言えます。それぞれのNFTの取得関係は動画内で解説しておりますので是非ご覧ください。

高知ユナイテッドSC
NFT施策概要

20:00頃から動画内にて解説

2024年3月から 「ファン体験の向上」および「地域の活性化」を目的に「試合観戦の証明」としてNFTを配布しました。保有NFTに応じて「限定招待チケット」「ARフィアギア」「協力地域で利用クーポン」など多様な特典を設計し、クラブと企業や地域、そしてファンサポーターが喜ぶ循環を創造しています。

再来訪施策について

22:50頃から動画内にて解説

高知ユナイテッドのホームスタジアムは、高知駅から車で約20〜30分の距離に位置し、スタジアム付近には駅がないアクセス環境にあります。このような立地条件において、ファンが継続的に足を運びたくなる再来訪施策が、クラブ運営における重要な課題となってました。再来場を促すべく、来場者特典として、LINEを利用したデジタルチケットや選手のARフィギュア特典を提供し、クラブへの好意度や愛着を高める施策を行いました。

配布レポート

26:20頃から動画内にて解説

限定招待チケット取得数は120人、実際のチケット利用数は62人になりました。限定招待チケット取得者の半分以上が自身でチケットを取得して来訪して自らもぎりを行ったことが確認され、既存ファンのリピート来場を促進する施策となりました。配布レポートに関して動画内でより詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。

地域連携(おまちに誘導)施策について

29:50頃から動画内にて解説

デジタルスタンプ(NFT)の保有者限定特典としてデジタルスタンプ(NFT)は「店舗で使用できるクーポン」になります。クーポンの使用方法は店舗に設置している「QRを読み込むだけ」です。試合観戦に訪れた来場者を街へ誘導することで、地域内の購買行動促進を目指します。アウェイツーリズムの一環としてもNFTが活用され、クラブが提供するNFTが地域経済を活性化させる新たなきっかけとなるべく様々な仕掛けや仕組みづくりを目指しています

振り返りと今後の展望

スポーツは多くの人と企業と地域で創出されます。本事例ではNFTの特性を利活用したブランディングプロモーションとしての施策と中長期的なファンマーケティングとしての施策を共有し、NFTとスポーツの相性がいかに良く機能し始めているかを共有できたかと思います。今後もスポーツ業界においてNFTマーケティング(トークングラフマーケティング)をより一層活用したプロモーションや、更なるファンエンゲージメントの向上を通じて、新たなマーケティング市場の創出に寄与することを目指します。

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